妊娠中期にあたる妊娠7ヶ月の赤ちゃんの様子や、ママの症状について紹介します。
妊娠週では、24〜27週にあたります。
このブログでは、ママに起こりやすい症状や妊娠経過の記録をまとめています。
これから妊娠予定の方、妊娠中の方の参考になればと思います。
妊娠7ヶ月の赤ちゃんの様子
赤ちゃんの大きさ:頭殿長(頭からおしりまでの長さ)が約30〜39cm
赤ちゃんの体重:約550〜1300g
妊娠7ヶ月のママの様子
子宮底長:19〜27cmほど
吐き気や胸焼け、便秘になりやすい
妊婦さんは胸焼けや便秘といった胃腸の不調に悩まされることが多いです。つわりが落ち着いたこの時期も例外ではありません。
胎盤から分泌される黄体ホルモンの影響や子宮が大きくなることで、胃腸の働きが悪くなり、吐き気や胸焼け、便秘になりやすいです。
胃腸に不調を感じる場合は、消化の良いものを小分けにして食べましょう。
食べた直後に運動をしたり、横になるのはおすすめしません。
食後30分は食べ物が消化されやすいように、ゆったりと椅子やソファで座って過ごしましょう。
また、便秘がある時は水分摂取を心がけ、食物繊維の多い食べ物や腸の環境を整えるヨーグルトなどを食べましょう。
それでも効果がない場合は、医師に相談して妊婦でも使用できる便秘薬を処方してもらいましょう。
お腹の張りや痛みが出ることがある
子宮は伸縮性のある筋肉でできており、赤ちゃんの成長とともに徐々に大きくなります。
引き伸ばされた筋肉は反射的に縮もうとすることがあり、この時にキュッと硬くなってお腹の張りとして自覚します。
少し休んでおさまる程度であれば自然なことなので問題ありません。
重要なことは、「安全な張り」なのか「危険な張り」なのかを見極めることです。
お腹の張りが頻回であったり、強い痛み、休んでもおさまらない張り、出血があるものは注意が必要です。
子宮内でなんらかのトラブルが起きている可能性もあるので、なるべく早く病院に連絡して医師の指示を仰ぎましょう。
貧血になりやすい
妊娠中は血液の中の血漿という成分が増えるため、血液が薄くなってしまいます。
また、赤ちゃんの発育のためにママの鉄分が使われるため、ママは鉄欠乏性貧血になりやすいです。
貧血になると、めまいや立ちくらみ、息切れや疲れを感じやすくなります。
重度の貧血状態が続くと、赤ちゃんの発育に影響を与えたり、出産時に陣痛が弱くなることがあるため、貧血への対策は大切です。
貧血に効果的な食べ物を紹介します。以下のものを取り入れながら、3食バランスよく食べることを心がけましょう。
摂取に注意が必要な食べ物もあります。
加工食品に含まれるリン酸は鉄の吸収を妨げます。
また、緑茶、紅茶、烏龍茶、コーヒーに含まれるタンニンも鉄の吸収を妨げます。食事中に濃いお茶を飲むのは避け、食後30分ほど経過してから飲みましょう。しかし、コーヒーなどにはカフェインも多く含まれるため、飲む量に気を付けて下さいね。
足がむくみやすい
妊娠中は大きくなった子宮が血管を圧迫することや、静脈内の血液の逆流を防止する機能がうまく働かないことで、とても足がむくみやすい状態です。
腰痛になりやすい
妊娠中はホルモンの影響で靭帯が緩みやすく、お腹が大きくなることで身体の重心が前の方に移動するため背中をそらす姿勢になりやすく、腰が痛くなることも多いです。
腰痛を予防するためには、普段からの姿勢を意識することが大切です。
椅子に座るときは深く腰をかけ、背中にクッションなどを入れると楽です。
また、やわらいソファはお尻が深く沈んでしまい腰に負担がかかります。座面はやや硬めのもがおすすめ。
座りっぱなし、立ちっぱなしは腰痛を悪化させます。適宜休憩をして、軽いストレッチで身体をほぐしましょう。
仰向け寝で、気分不良・冷や汗が出ることがある
妊娠中期になると、仰向け寝で血圧が低下して気分が悪くなったり、冷や汗が出ることがあります。
これは仰向け寝でいることで、大きくなった子宮がお腹を走る太い血管を圧迫することが原因で起こります。
太い血管が圧迫され血圧が下がってしまい、気分不良や冷や汗が出るのです。
仰向け寝が苦しい場合には、横向きになりましょう。特に妊婦さんにおすすめの姿勢は左側を下にした「シムス位」と言われる姿勢です。
身体の左側を下にし、抱き枕など抱えて少しうつ伏せ気味になり、左足は楽な位置に、右足は曲げて左足より前に出しましょう。
このような姿勢をとることで、お腹の血管を圧迫することなく、また大きくなったお腹の重さも感じにくいですよ。
詳細はこの妊娠ブログで紹介していますので、チェックしてみてください。
妊娠7ヶ月の症状
7ヶ月もお腹の張りや腰痛、足のつり、貧血症状など様々なトラブルがありました7
症状にはムラがあり、その日その日で体調がまったく違いました。
仕事が忙しくても元気な時もあれば、休日でゆっくり過ごしていてもお腹の張りや腰痛が強い時もありもありました。
妊娠7ヶ月の妊娠経過記録
24w4d 情緒不安定
ここ数日、仕事が終わる頃になるととてもお腹が張る。張りに加えて、腰やお尻が痛いこともあります。
職場までは電車と徒歩で30分ですが、帰りはものすごく遠く感じる。
実際、徒歩5分の距離を15分かけて歩いています。歩けなくなるほど、一時的に強いお腹の痛みが走る時も。
帰宅して、全く動けずソファで横になる日々。
痛いのも、思うように動けないことも辛くて不甲斐なくて泣ける。
情緒不安定。
これも妊娠によるホルモンのせい。
25w1d 妊婦健診
5回目の妊婦健診に行ってきました。
ベビちゃんは順調に成長していました。大きさはほぼ週数通り。
でも、逆子のようです。この時期はまだ逆子でも心配しなくて良いみたいですが、やはり不安になります。来る時が来たら、ちゃんと下を向いてね。
先週お腹の張りが多めだったので、心配していましたが、子宮頸管長は問題ありませんでした。
妊婦検診の後に、歯科の診察にも行って来ました。
歯医者さんに行くのは1年半ぶり。検診では虫歯や歯茎のトラブルはありませんでした。よかった。
追加で自費で歯のクリーニングをしてもらいました。
25w2d 足がつる
明け方に左足をつる。
これまでも何度もつりそうにはなったけど、ガッツリつったは初めて。悶絶しました…
26w4d コロナワクチン接種
散々悩みましたが、コロナワクチンを接種してきました。
妊婦のワクチン接種に関して、詳細をまとめています。ぜひ、こちらをご覧ください。
27w2d 妊婦健診
6回目の妊婦。
2週間ごとの検診になったので、すごく早く感じる。
ベビちゃんの大きさは標準通りで、体重は1kgを少し超してしました。大きくなったね♡
そして、前回心配していた逆子が治っていました!!「下を向くんだよ」と話しかけた甲斐がありました。笑
貧血の検査を行い、Hb(ヘモグロビン)9.8と少し改善していました。まだ基準よりは低いため、鉄剤は継続となりました。
妊娠7ヶ月を経験して思うこと
妊娠7ヶ月も様々な症状に悩まされました。身体の不調だけでなく、気持ちも不安定で泣いてしまうこともありました。
妊婦は自分を過信せずに、ゆとりのある行動を心がけることが大切です。
ママのストレスは赤ちゃんの発育にも影響します。
妊娠中はどうしても、ホルモンの影響や体型や生活の変化で情緒が不安定になりやすいです。
わたしは好きなアーティストの音楽やライブ配信を見て気分転換をしたり、好きなパンをご褒美に食べてストレスを発散していました。
何かと制限のあるマタニティライフですが、自分にあったストレス発散方法を見つけて過ごして下さいね。
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