流産を経験した時の記録、流産後の心境について紹介していきます。
そもそも流産する確率はどれくらいなのでしょうか。
流産する確率ってどれぐらい?
妊娠した女性の6人に1人は流産経験者です。
2回以上流産することを反復流産と言い、反復流産する確率は約4%です。
例えば…
どちらかは経験したことがありませんか?
そう思うと反復流産の確率も意外と高いですよね。
わたしの母も親友も流産経験者です。
みんな言わないだけで、流産を経験している人は意外と多いです。
どうしてわたしだけがと思いますが、多数の人が経験しているという現実を知っておきましょう。
わたしの流産経験
流産が珍しいことで無いとしても、一度宿った命が消えてしまうのはとても辛いことです。
辛くて不安で、わたしは夫に何度も問いかけてしまいます。
「赤ちゃん、またいなくなった」
「大丈夫、また来るよって言ってたよ」
「赤ちゃん、何でいなくなったんかな?」
「忘れ物を取りに帰っただけだよ。またすぐに戻ってくるって言ってたよ」
「赤ちゃん、また来てくれる?次はちゃんと育つ?」
「大丈夫!まずは〇〇(わたしの名前)が元気でいないとね」
バカみたいにそんな繰り返し。
付き合って返事をくれる夫。
そんな夫ですが…
涙ひとつ見せません。
もちろんわたしの身体を労ったり、家事をしてくれたりします。
けど流産について自分から何も言わない、そんな夫の態度を見ていると、あなたは悲しくないの?辛くないの?って聞いてしまう。
「悲しいし、辛いことだけど仕方ない。〇〇(わたしの名前)が元気なら、まだいくらでもチャンスはあるよ」
うん、そうだね。
でも、ちがう。
わたしは昨日までお腹にいた赤ちゃんが、もういないってことがただただ寂しくて悲しくて辛くて。
また来てくれるかもしれないし、もちろんそうであって欲しいと願うけど、
今はただいなくなった赤ちゃんのことを思って一緒に悼んで欲しい。
お腹に命を宿し、身体の変化を体感する女性と何も変化のない男性ではやはり同じ気持ちになれないのかな…
孤独だなーって流産したばかりの頃は思っていました。
現在の心境
流産を経験してから数日経過し、心境は変わりました。
今では夫の態度があれで良かった、あれで有り難かったと思います。
もし夫がわたしと同じベクトルで悲しんで、落ち込んでいるのを目にすると、わたしは耐えられなかった。
流産した悲しみだけでなく、夫のこともこんなにも辛い気持ちにさせている・・・と感じてしまい余計に疲弊してしまったと思います。
前向きに励まして「なるようになるよ」と言ってくれたことに感謝。
過ぎ去ってみないと分からないことってあるんだなとしみじみ感じます。
この経験を踏まえて、前に進んで行こうと考えています。
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