7w0d〜7w4d 妊娠症状と枯死卵の兆候について

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妊娠7週になっても赤ちゃんが確認できず、医師から「育たない卵(枯死卵)の可能性があります」と話がありました。

妊娠初期に「成長が遅い」「流産の可能性がある」と言われたら心配ですよね。

このブログ記事では、妊娠7wの症状と枯死卵こしらんの体験談について紹介します。

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妊娠7wの症状とエコー画像

枯死卵について紹介する前に、妊娠7wの症状について触れておきます。

妊娠7wの症状
  • 下腹部がチクチクする
  • 下腹部に力を入れるとつる
  • 腰の重だるさがある
  • 胸の張り
  • 夜中や起床時にムカつき
  • 基礎体温を測るために体温計を口に入れるとオェっとなる
  • 食欲はある
  • 午後から眠い
  • 身体がだるくやる気が出ない

下腹部痛があったものの、つわりが始まり出血もありませんでした。

「お願いだから成長していてね」との気持ちで診察に向かいました。

その時のエコー画像がこちらです。

 エコー画像 卵黄嚢

卵黄嚢は見られましたが、赤ちゃん(胎芽)の姿はなく心拍確認はできませんでした。

先生
先生

成長はゆっくりだけど、栄養の袋(卵黄嚢らんおうのう)も見えてきているし、前回より良い感じですよ

わたし
わたし

この先生、いつも前向きなことを言ってくれるんですよね

マイナス思考なわたしにとって嬉しい言葉でした。

 



7w4d 枯死卵の兆候あり

子宮収縮する下腹部痛や胸の張りがなくなっており、「流産」と言われる覚悟で診察に行きました。

今思えば枯死卵の兆候でした。

 エコー画像 枯死卵

エコーをすると胎嚢は少し大きくなり、なんとなく胎芽っぽいものが見えましたが心拍確認はできず。

医師から「もしかしたら育たない卵の可能性もあるけど、年明けに心拍確認できればいいからね」と。

いつも希望を与えてくれる言葉を言ってくれるのは嬉しいけど、さすがに明るい気持ちになれませんでした。

育たない卵・・・枯死卵だと思いました。

 



枯死卵とは?

初めて枯死卵こしらんを知ったのは、1度目の流産をした時です。

生理が遅れて妊娠検査薬をしてみると陽性反応で、病院を受診して胎嚢が確認できて「おめでとうございます」と言われたら、赤ちゃんはすくすく育って生まれると思いますよね。

胎嚢が確認できても育たないことがあるなんて流産を経験するまで知りませんでした。

悲しいことですが、誰にでも起こる可能性があります。

枯死卵とは、子宮内に胎嚢は認められるのに卵黄嚢が認められなかったり、卵黄嚢は認められるのに(胎嚢の直径が27mm以上あるのに)胎芽が確認できないものを枯死卵といいます。

流産の1つとなります。

胎嚢が確認できる時期

通常の妊娠であれば妊娠5週ぐらいには、子宮内に胎嚢が確認できます。

赤ちゃん(胎芽)が確認できる時期

まだこの時点では、エコーで赤ちゃん(胎芽)の姿は見えませんが、尿や血液検査で妊娠判定ができます。

妊娠6-7週になると、エコーで赤ちゃんの姿が見え、心拍も確認できます。

しかし、その頃になっても心拍や赤ちゃんの姿が見えない場合、枯死卵であったということになります。

 



枯死卵の原因

赤ちゃん側に生きられない理由があったと考えられています。育たない弱い受精卵であるとの考えが主流であり、食事、生活、一般的な薬物などが原因ではありません。

枯死卵の具体的な原因は以下が挙げられます。

染色体異常

遺伝子や染色体に大きな異常があり、体を作り上げることができなかったり、細胞を増やしていくことができなかった状態です。

抗がん剤や放射線

細胞の分裂を阻害する特殊な薬(抗がん剤など)を使用したり、がんを治療するために用いられるような強い放射線を当てた場合にも、受精卵の分裂が途中で止まり、流産になる可能性はあります。

一般的な薬の使用や、物理的な振動、アルコールなどはこの時期の流産の原因とはならないと考えられています。

母体の責任ではありません

ちなみに枯死卵と書くので、「仲良しのタイミングが遅れて古い卵子と精子が受精したから枯死卵になった」とか「自分の卵子が劣っている」などと思われる方がいるようです。

しかし、これらは間違いです。

仲良しのタイミングや卵子の問題ではなく、今回は残念ながら少し弱い育たない受精卵だったということです。

枯死卵は母体の責任ではありません

誰にでも一定の確率で起こり得ることです。

 



枯死卵と言われたらどうなるの?

正確な診断には胎芽の発育がないことを確認するために、最低でも1週間おきに2度の経過観察が必要です。

妊娠6週で胎芽や心拍が確認できなくなくても、7.8週で確認できることもあります。

経過をみても胎芽が確認できない場合は初期の流産となります。

状況に応じて、処置をせずに自然排出を待つ場合や、流産手術(子宮内容除去術)を行う場合があります。

自然排出を待つ

生理と同じように出血が起こり、自然と子宮内膜と胎嚢が外に出て、次の妊娠ができる状態に整うこともあります(自然排出)。

しかし、枯死卵の状態でもすぐには流産をせずに、3.4週間ほどは胎嚢だけが成長していくこともあります。

自然排出を待つ間、いつ出血や腹痛が始まるか不安はつきものになります。

流産手術(子宮内容除去術)

自然には出血が起こらずに、子宮内に胎嚢が長くとどまる状態を稽留けいりゅう流産といいます。

胎嚢が長く子宮内にとどまることで感染の原因になることもあります。そのような場合や自然排出したものの子宮内にまだ残存がある場合には、流産手術(子宮内容除去術)が必要となります。

流産手術には大きく分けて、手動真空吸引法(MVA)と掻爬術そうはがあります。

流産手術の違いについては、こちらのブログで紹介しています。

枯死卵は繰り返すのか 前に進むために

7w0d〜7w4d 妊娠症状と枯死卵の兆候について紹介してきました。

枯死卵のように出血などの流産症状などがなく、つわりがあってもうまくいかない妊娠もあるのです。

とても悲しいことですよね。

枯死卵のように1度妊娠を経験した子宮は、妊娠しやすくなると言われています。

わたしは2回続けて流産を経験しましたが、3度目の妊娠で赤ちゃんは順調に成長し、無事に産まれてきてくれました。

どうか自分を責めずに前に進んでくださいね。

わたしが成功した妊活についてブログで紹介していますので、チェックしてみてください。

特に排卵検査薬のタイミング法が効果的で

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わたしが経験したことを妊活妊娠ブログで紹介していますので、参考にしていただければと思います。

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