赤ちゃんが生まれると母乳に加えて粉ミルクをたくさん作るようになります。
数時間おきのミルク・おむつ交換と何かと忙しい育児が待っています。
こんな育児の負担を少なくしてくれるのが、タイガーとく子さん・STANの電気ポットです。
電気ポットを検討した結果、わたしは電気ポットのとく子さんを使っており非常に満足しています。
作りたいと思った時に70℃の粉ミルクを作れるのは、時間が欲しいママには本当に助かります。
電気ケトルでもミルク作りは出来ますが、電気ポットを使うと育児の負担をさらに少なく出来ます。
ミルク作りだけでなく5ヶ月目から始まる離乳食作りにも非常に便利で時短家電として役に立ちますよ。
今後の育児を少しでも楽にしたい方、これから育児がスタートする方向けに電気ポットがとても役に立つので紹介していきます。
赤ちゃんの粉ミルク作りに電気ポットが最適な理由
ミルクを作るとき、一度沸騰させた70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かす必要があります。
この70℃以上という温度がポイントです。粉ミルクは無菌ではありません。
粉ミルクの中にはごく微量にサカザキ菌やサルモネラ菌などの細菌が潜んでいる可能性があります。
抵抗力の弱い赤ちゃんにとって、これらの細菌によって健康を害す恐れがあります。
サカザキ菌や身の回りにいる細菌が死滅する温度が70℃以上なのです。
電気ポットの中には煮沸して70℃に温度調節できる機能があり、粉ミルク作りにとても便利です。
赤ちゃんが生まれて間もない頃は、3時間おきに母乳と粉ミルクで栄養をとります。
母乳がいっぱい出て赤ちゃんが上手に吸ってくれれば良いのですが、粉ミルクで補うことが多いです。
また赤ちゃんが大きくなると飲む量が増え、母乳に加えて粉ミルクを作ることになります。
そんな時に電気ポットがあると粉ミルク作りが楽になり時短になります。
1日24時間になるとミルクの時間は8回ということになりますね。赤ちゃんは深夜も関係なくお腹すいたと泣いてアピールします。
実際に母乳やミルクをあげていると1時間ぐらいかかり、ママが休める時間は2時間ぐらいで本当に大変でした。
この2時間でママの仮眠、洗い物、次のミルクの準備をします。。。
かわいい赤ちゃんでも素直にミルクを飲んで寝てくれるとは限りませんでした。
- STEP1哺乳瓶の手洗い
- STEP2手洗い後の消毒作業
- STEP3消毒作業後の乾燥
- STEP4粉ミルク用のお湯準備
煮沸後に70℃まで冷ます
- STEP5哺乳瓶に粉ミルクを入れる
70℃のお湯で溶かす
- STEP6人肌まで冷まし、赤ちゃんに飲ませる
この作業を3時間ごとに繰り返すのでとても大変です。
電気ケトルで粉ミルク作りをして分かったこと
電気ケトルのティファールでお湯を沸かし70℃まで冷ましてミルク作りをしていましたが、本当に大変でした。
電気ケトルの煮沸後は熱すぎて飲めないので冷ます必要があります。
その間も赤ちゃんは泣き続けます。
70℃まで温度調節できる電気ケトルもありますが、詳しく説明書を読むと保温機能有りの電気ケトルでも1時間までの保温となっていました。
つまり3時間おきのミルクで使う場合、電気ケトルでは毎回煮沸することになり70℃まで冷ます必要があります。
この煮沸と冷ます時間を無くすことができれば、ミルク作りはとても楽になります。
電気ポットのとく子さんには、煮沸して70℃で保温し続ける機能があり購入しました。
粉ミルク作りに最適な電気ポット機能
電気ポットで得られるミルク作りに役立つ機能を紹介します。
かわいい赤ちゃんのためにきちんと機能を理解しておきましょう。
粉ミルク作りに最適な70℃の温度設定
保温機能のある電気ポットの中でも70℃の温度設定が出来ると非常に便利です。
電気ポットでも80℃までの温度設定の商品もあり、70℃の温度設定ができるか確認しておきましょう。
80℃の温度設定だと赤ちゃんが飲むには熱いので、70℃の温度設定が出来る電気ポットが良いですよ。
経験では母乳にミルクも足してちょうど良かったので、母乳で足りなさそうと感じたらタイガーとく子さんでミルクを作っています。
いざ粉ミルクを作りたいと思ったときに70℃の温度設定があると非常に安心で時短になります。
タイガーとく子さんやSTANの電気ポットが対応しています。
トリハロメタンと残留塩素を除去
赤ちゃんの粉ミルクを作るときは、煮沸する必要があります。
70℃の加熱だけでは煮沸にならないので注意しましょう。
一度沸騰させて70℃まで保温する機能が大切で、とく子さんは煮沸後に自動で70℃まで保温してくれます。
水道水を沸騰させると、トリハロメタンと残留塩素を除去することができます。
通常であれば沸騰してからフタを外し、10~30分は加熱する必要があります。
カルキ抜き機能でも同様の効果が得られるので次に紹介していきますね。
カルキ抜き機能
ミルク作りには、カルキ抜き機能があると赤ちゃんに優しく安心なミルクを作ることが出来ます。
電気ポットはカルキ抜き機能がついているものを選びましょう。
赤ちゃんに優しいミルクを作りたいという方には、ウォーターサーバーを使う方法もあります。
赤ちゃんに優しい天然水でミルクを作ることができ、カルキ抜きも必要ありません。
お湯と水を混ぜることで温度調整ができ、育児後には子育てにも役に立つウォーターサーバーです。
初期費用・送料・メンテナンス料はいずれも0円。月々のレンタル代1000円が無料なので低価格でお試しできます。
気になる方はリンクを貼っておきますのでチェックしてみてください。
ミルク作り以外に便利な電気ポット機能
ミルク作り以外にも役に立つ機能を紹介していきます。
子供がいる家庭で卒乳した後にも便利だと思える機能です。
蒸気レス機能
電気ポットの蒸気レス機能は、置き場を気にしなくて良く非常に便利な機能です。
蒸気ありのモデルだと、水蒸気が発生するので置き場所が限定されます。
上方スペースが不十分だと、水蒸気で材質が劣化する恐れもあります。
台所の狭いスペースでも蒸気を気にすることなく設置できるので蒸気レス機能は正解でした。
またお子さまやママが誤って蒸気やけどをしなくなるメリットもあります。
子供が興味本位で触ってしまう事故も多く、必須の機能ともいえます。
空焚き防止機能
火災の事故を防ぐために必須です。
水が入っていない状態でお湯を沸かした場合に、空焚き防止機能が働きます。
万が一に備え、必ず空焚き防止機能が正常に機能する電気ポットを選択しましょう。
離乳食作りの時短にもなる電気ポット
粉ミルクを時短で作るために購入したとく子さんでしたが、離乳食作りが始まってからも大活躍です。
離乳食はお粥や野菜ペーストをお湯で伸ばしてゆるくする調理が多いです。
電気ポットがあると、ペーストを作るときにとても便利でした。
時短のためにお湯で溶かすベビーフードや粉末スープもおすすめですよ。
また離乳食作りは、一度にまとめて作って冷凍保存しておくと時短になります。
冷凍していたものを電子レンジで温めると、水分が飛び硬くなりがちです。
硬いと赤ちゃんは食べてくれないので水加減が重要になってきます。
電気ポットがあると、すぐにお湯を使って伸ばすことが出来るので簡単に硬さ調整ができました。
離乳食の作りおきはリッチェルの保存容器が使いやすかったのであると便利です。
粉ミルク作りに最適な電気ポット タイガーのとく子さん
わたしが使って満足しているタイガーのとく子さんを紹介します。
とく子さんの特徴は、節電VEマホウビン機能があり保温機能が高いです。
電気プラグを抜いても2時間は90℃キープする保温性能があります。
保温の電気代が安くなるメリットもあり節約になりますね。
押さえておきたいポイントとして、保温機能が高いので沸騰後から70℃になるのに6時間かかると説明書に書いてあります。
長く感じる方もいると思いますが毎回煮沸する必要がないメリットの方が大きく、一度お湯を作ると大容量の2.2リットルもあるので全く気になりません。
体感的にも気づいたら70℃になっているので困ったことはありません。
また70℃という温度は赤ちゃんにとってまだ少しだけ熱いので、少し冷ますくらいがちょうど良い温度となります。
先に70℃のミルクを作っておき、授乳で20分くらいするとちょうど良い温度になっていますよ。
タイガーとく子さんは、先ほど紹介したミルク作りや子供に最適な機能が全てついており、カルキ抜き機能も赤ちゃんに優しくポイントが高いです。
より安心安全な水を使ってみたい方はウォーターサーバが良いです。
レンタル料・初期費用無料のウォータサーバーはこちらからチェックしてみてください。
離乳食や子供の麦茶を作るときにも役に立つ電気ポットです。
ミルクをすぐに作りたい方、便利で時短になる電気ポットが欲しいという方は、とく子さんがおすすめです。
象印のマイコン沸とう電気ポット STAN
沸騰が早く70℃の保温機能が欲しいという方にオススメなのが、象印のマイコン沸とう電気ポットSTANです。
湯沸かし電力が1300wあり沸騰が早いのが特徴です。とく子さんは700wです。
ハイスピード沸騰だと240mlを2分で沸騰します。
VEマホウビン機能がないので、保温性能はとく子さんが上となります。
VEマホウビン機能がないのがデメリットにも思いますが、ミルク作りの時は早く70℃保温になるメリットにもなります。
満水を沸騰させて70℃保温まで50分と、とく子さんより早く70℃保温にすることができます。
オシャレでとく子さんよりサイズが小さく省スペースな電気ポットです。
タイガーのとく子さん 象印のSTAN 比較
悩んでいる人も多いと思うので、とく子さんとSTANを比較しておきます。
どちらもミルク作りに便利な電気ポットでオシャレですね。
VE機能ありのとく子さんは、保温機能が高くて70℃のお湯をすぐに使いたい方におすすめです。
電気代を節約できるのもとく子さんです。
ミルク作りのしやすさ、機能面を考えるとタイガー・とく子さんがおすすめとなります。
メーカー・商品名 | タイガー・とく子さん | 象印・STAN |
容量 | 2.2ℓ | 1.2ℓ |
湯沸かし電力 | 700w | 1300w |
年間目安電気代 | 5670円 | 7900円 |
保温機能 | 70℃ | 70℃ |
VE機能 | 節電VEマホウビンあり | VEマホウビン機能なし |
エアー給湯 | 可能 | 不可 |
カルキ抜き機能 | あり | なし |
蒸気レス | あり | なし |
給計量機能 | あり 10〜990ml | なし |
給湯量選択 | たっぷり・ゆっくり | カフェドリップ給湯あり |
キッチンタイマー | あり | なし |
空焚き防止 | あり | あり |
自動ロック | あり | あり |
サイズ(cm) | 幅21.8 奥行30.8 高さ27.9 | 幅17.5 奥行27 高さ25 |
重さ | 3.2kg | 2kg |
その他 | プラグを抜いても2時間は90℃キープ 保温機能が高く70℃になるのに6時間 | 熱くなりにくい本体設計 ハイスピード沸騰 240ml 2分 満水時沸騰してから70℃保温まで50分 |
粉ミルク作りにおすすめの電気ポット まとめ
タイガーとく子さん・象印STANの電気ポットを紹介してきました。
とく子さんを購入してから簡単にミルク作りができるようになり生活が変わりました。
ミルク以外にも離乳食や、紅茶やコーヒーもすぐに作れるので、授乳期が過ぎても役に立っています。
電気ケトルを持っている方でも粉ミルク作りはとても大変です。
育児を少しでも楽にしたい方、これから育児がスタートする方は電気ポットの購入がおすすめです。
ぜひこの機会に電気ポットを生活に取り入れてみてください。
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