妊娠初期にあたる妊娠2ヶ月の赤ちゃんの様子や、ママの症状について紹介します。
妊娠週では、4〜7週にあたります。
このブログでは、ママに起こりやすい症状や妊娠経過の記録をまとめています。
妊娠2ヶ月目は、妊娠が確定してとても嬉しい反面、つわりの始まりで吐き気のつらい時期でした。
これから妊娠予定の方、妊娠中や妊活中の方も参考にしていただけたら嬉しいです。
妊娠2ヶ月の赤ちゃんの様子
妊娠4週の赤ちゃんは「胎児」とは言わず、「胎芽」と呼ばれます。
妊娠4週2日ごろになると、赤ちゃんが入っている「胎嚢(GS)」と呼ばれる袋が超音波検査で確認できます。
この時期の胎嚢はまだ1.5mmほどです。
この頃の胎嚢は1日1mmのペースで大きくなります。
妊娠5週目には妊娠検査薬で陽性になります。
超音波検査で子宮内に胎嚢が確認できると、正常妊娠と確定できます。
また早ければ、赤ちゃんの心拍が確認できます。
妊娠7週目には、胎芽は10mmになり心拍がしっかりと確認できます。
頭と胴の区別がついて2頭身になり、人間らしい姿になります。
まだ、手足には水かきのようなものがあり、次第に指が分かれていきます。
脳や脊髄、目や神経などが急発達します。
妊娠4〜7週は器官形成期といい、とても大切な時期です。
胎芽は、薬やウィルス感染などの影響を受けやすいので、薬の使用については特に注意が必要です。
妊娠2ヶ月のママの様子
つわりが出現したり風邪っぽかったりと、ママが「妊娠かも」と気が付く時期です。
胸の張りや身体のだるさ、吐き気などの妊娠初期症状が現れてきます。
しかし、症状の有無や程度はとても個人差があり、まったく変化がないというママもいます。
生理の遅れ、高温期が持続する
妊娠するとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が続くため、基礎体温は高温期が2週間以上続きます。
生理が来ておらず高温期が3週間以上続いている場合は、妊娠している可能性が高くなります。
妊娠2ヶ月目に起こる妊娠初期症状
妊娠によるホルモンバランスの変化により、様々な症状が出現します。
身体の熱っぽさやだるさ
先程も書いたように、妊娠初期は妊娠を維持しようとホルモンの影響で体温が37℃前後の高温期が続きます。
このため、身体の熱っぽさやだるさを感じて「風邪かな?」と思われるママもいます。
妊娠が疑われる場合には、風邪薬や抗生物質などを飲まないように十分注意してください。
ただし、もし妊娠に気が付かず薬を飲んだからと言って、心配しすぎる必要はありません。
強い眠気
強い眠気も黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響で起こります。
黄体ホルモンは妊娠を維持するために働いたり、母乳の準備をするホルモンで、ママの身体を休ませようとする力が働きます。そのため、強い眠気に襲われるのです。
妊娠が疑われる場合には、眠気を覚まそうとして、カフェインを過剰に摂取しないように気をつけましょう。
胸の張りや乳頭の痛み
この時期からすでに、黄体ホルモンの影響で母乳を出す準備が始まります。
その影響で胸が張ったり、痛くなることがあります。
この症状は、ホルモン変化に身体が慣れてくるとともに改善することが多いです。
軽い下腹部痛
妊娠していない時の子宮は長さ7cmほどの鶏卵の大きさで、容量は10〜50mlほどしかありません。
しかし、妊娠後期になると長さ36cm以上となり、容量も5ℓまで増えます。
妊娠初期から、子宮は収縮を繰り返しながら大きくなっていきます。
そのため、生理痛に似たような痛みや違和感が出現します。
胃のむかつきや吐き気
黄体ホルモンの影響で、胃腸の働きが弱くなります。
そのため、胃のむかつきや吐き気が出現し、時には食欲不振になることもあります。
また、今まで好きだったものが急に食べられなくなったり、においに敏感になることも。
これがつわりの始まりと言えます。
便秘・頻尿
黄体ホルモンの影響で、膀胱周りの筋肉がゆるみ頻尿となったり、腸の動きが弱まることで便秘になります。
頻尿や便秘がある場合には、しっかりと水分と摂ることが大切です。
わたしが経験した妊娠2ヶ月の症状
たくさんの症状がありましたが、この中で最も大変だったのは吐き気でした。
食べづわりの始まりでまだ対処法が分かっておらず、なんとか気持ちで乗り越えました。
そしてこの試練はまだ序章に過ぎなかったです。。。
つわりについては、妊娠3ヶ月の症状でも書いていきます。
また最も心配だったのが下腹部の痛みでした。
この時期では子宮が大きくなる事で、生理的な痛みが起きやすいです。
過去に流産しており、切迫流産が起きているのではないかと不安にもなりました。
結果的には黄体ホルモンの投与もあり、切迫流産にはなりませんでした。
妊娠経過の記録
妊娠3週5日に妊娠検査薬で妊娠反応が陽性となりました。
4w2d つわりの始まり
3月28日
時々、軽い吐き気がある。食欲は普通。
両脇が痛くて、胸に違和感がある。
生理痛に似たよう下腹部痛や腰痛が起きることもあり、「動きすぎたかな」と不安に。
4w5d 初診
3月31日
待ちに待った初診。
子宮内に胎嚢を確認できました。よかった。
しかし、胎嚢の横に出血があることが判明。
出血が消えることが妊娠継続の条件だと説明されました。
医師の提案で、黄体ホルモンの筋肉注射を1回/週打つことになる。
黄体ホルモンの注射に関しては、こちらの記事をご覧ください。
5w5d 黄体ホルモン補充の効果
4月5日
ここ数日、子宮収縮のような下腹部痛はなし。
軽い吐き気は続いているけど、まだまだ普通に食べられる。
6w0d 心拍確認
4月7日
3月31日に初診に行ってから約1週間後。
2回目の診察に行って来ました。
この日もとても緊張。
エコーで赤ちゃんの無事を確認できるまでは不安しかありません。
診察室に入り、早速エコー…
な、な、なんと!
卵黄嚢と胎芽の確認だけでなく、心拍の確認までできました。
3回の妊娠で、心拍確認ができたのはこれが初めて。
しっかりとトクトクと心音が聴こえて感動しました。
前回見られた出血も消退傾向。
7w0d 食べづわりの兆候
4月11日
空腹時での吐き気が強くなる。
食べづわりの症状がはっきりしてくる。
7w2d→7w0d 出産予定日決定
4月13日
3回目の診察。
ベビちゃんは無事に成長しており、CRL(頭からお尻までの大きさ)10.3mmに成長。
エコーの時にモニョモニョ動いていて可愛かった♡
2回目の心拍確認が出来たので、母子手帳交付の許可が出ました。
出産予定日が2021年11月30日に決定!
これまで排卵日から計算して妊娠週数を出していましたが、マイナス2日することに。
妊娠週数の数え方については、過去の記事にしていますので参考にしてください。
7w3d 下腹部痛で不安
4月16日
食べても気持ち悪い、空腹だともっと気持ち悪かったです。
何が食べたいのか迷子状態。
クリーム色に、ややピンクがかったおりものが少量ありました。
ズーンと重たい下腹部痛と腰痛も続いていました。
明らかな出血ではないので、ベットで安静にして様子をみていました。
7w6d つわりでしんどい
4月19日
下腹部痛は落ち着き、出血もありませんでした。
一方、つわりが強くなってくるのを感じました。
食べても、食べていなくても常に吐き気がありました。
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